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イベント情報

ウィズコロナ時代の『ダイバーシティ』を考える

【オンライン】ウィズコロナ時代の『ダイバーシティ』を考える ~地方都市伊賀市に所縁のパネリストと共に~

開催日時

2020年8月2日(日曜日) ~ 2020年8月2日(日曜日)
11:00~13:00

<このイベントについて>

米国ではジョージ・フロイド氏の警官による殺害を契機に人種差別問題が際立って表面化し、人種間の分断が抜き差しならない状況に陥りつつあるように見えます。欧州でも各国でポピュリズムが跋扈し、反移民や反イスラムを掲げた極右の台頭が顕在化しつつあります。米国・トランプ大統領の言動やイギリスのEU離脱に象徴されるように、世界は統一/融合から分断/分裂へと舵をきってしまったように見えます。

ヒトをヒトたらしめていたものは、交流し、理解し合い、励まし合い、協力して社会を作り上げる力だったはずです。しかし、それさえもコロナウイルスのために、窮屈な制約の中に押し込められそうになっています。

 

このイベントでは三重県伊賀市という1地方都市のレンズを通じて、伊賀市にゆかりのある国内外に住まう6人のユニークなパネリストの多様な経験と視点をお聞きしながら、上述の課題について考える機会を持ちます。

同市は外国籍市民が人口の6%を超えるマルチカルチャーのまち。国内他自治体に先んじて導入された「パートナーシップ制度」を持つ、性の多様性を認め合うまち。年間100人に迫る移住者を受け容れる、開かれたまち。

そんな伊賀市のダイバーシティへの大きな可能性は、この分断の時代にどのような意味を持つのでしょう?

 

私たちは「秘蔵のくに伊賀のキュレーション」イベントとして昨年から今年2月にかけて東京日本橋三重テラスを中心に5回のイベントを行って参りました。今回はウィズコロナ時代を見据え、上記の問題意識に基づき、「ダイバーシティ」について考えるイベントをオンラインで開催することにいたしました。より多くの且つ多様な皆様のご参加をお待ちしています。

 

<開催日時>

2020年8月2日(日)11:00~13:00

 

<開催方法>

Web会議ツール「Zoom」を利用したオンライン開催

参加URLは、お申込みいただいた方にご案内いたします。

*YouTubeライブストリーミングも同時公開(質疑応答不可)

 

<定員>

100名(質疑応答参加可能)  

 

<参加費>

無料

 

<対象>

ダイバーシティに興味ある方であれば、どなたでもご参加いただけます。

 

<申込先>

下記よりお申し込みください。

https://tayousei.peatix.com

 

<パネリスト>

・上嶋毅さん(米国テキサス州から)

富士通ネットワークコミュニケーションズ社シニアバイスプレジデント

米国テキサス州在住。伊賀市出身。上野高校卒業。

米・英在住歴21年。欧米のビジネス・プライベートの生活経験と、伊賀の18年の経験を重ね合わせてダイバーシティを考える。 

 

・加納克典さん・嶋田全宏さん(伊賀市から)

2016年、伊賀市の古民家を購入し、大阪府から移住。農業を営む。

同市が全国3番目の自治体として導入した「パートナーシップ宣誓制度」により、互いを人生のパートナーと宣誓。

地元伝統工芸品「伊賀くみひも」の製造者と協力して「虹紐(にじひも)」を企画。同性カップルに理解を求める講演活動やYouTubeチャンネル「僕らの移住生活」など積極的な発信を行なう。

 

・オチャンテ・村井・ロサ・メルセデスさん(大阪府堺市から)

桃山学院教育大学人間教育学部人間教育学科准教授

15歳の時に来日。中学校3年生に編入、定時制高校卒業。三重大学大学院を修了。三重県で外国人児童生徒巡回相談員、奈良学園大学人間教育学部講師を経て、現在桃山学院教育大学でニューカマーの子どもたちの教育研究を行っている。

多文化共生や国際理解に関わる活動にも参加、NGO「大阪ラテンアメリカの会」副会長として南米支援の翻訳・通訳等を行う。

 

・古川直正さん(ベトナム ホーチミンから)

株式会社ブレイングループ アジア担当・執行役員

ベトナム・ホーチミン在住、伊賀市出身・上野高校卒業。 

株式会社東北新社を経て、グローバルコミュニケーション・サポートカンパニー、株式会社ブレインへ転職。

イタリア年、ブラジル年などの事業や日本と海外を繋ぐ人物のドキュメンタリー番組などを多数手がける。現在は、同グループ現地法人代表としてベトナム在住。日本とアセアンを繋ぐ交流事業に取り組む映像・イベントプロデューサー。 

三重県・伊賀市の観光振興にも意欲的に取り組む。

 

・柘植将さん(伊賀市から)

伊賀市地域づくり推進課係長

伊賀市出身・上野高校卒業。

伊賀市合併、自治基本条例策定などに携わる。

LGBTへの理解を深める施策を推進し、全国3番目となる「パートナーシップ宣誓制度」へと繋げた。移住交流部門では5年連続で県内最多の移住者数を実現。20年以上、自律した地域コミュニティの実現に携わる。

 

<司会>

・宮田隆(東京・三重テラスから)

上野高校同窓生有志の会。首都圏を中心に伊賀のPR活動を行う。

・森中秀哲(伊賀市から)

伊賀市在住。上野高校卒業。伊賀市移住コンシェルジュ。

 

開催場所

オンライン

お問い合わせ

上野高校同窓生有志の会事務局(宮田隆)
電話番号: 070-7465-1736
e-mail:miyatacky@gmail.com

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